当社は1934年(昭和9)に八洲自動車部品商会として日本橋室町創業しました。
創業時の社名にもある「八洲自動車」は大正から昭和初期にクライスラーの総輸入代理店で、日本でも最大規模の自動車ディーラーであり、当社はその八洲自動車の自動車部品部門が独立し、クライスラー社の自動車部品を中心に輸入販売しておりました。
創業の1930年代は国産自動車の創世記でもあり、1932年に日産自動車の前身、1933年にはトヨタ自動車の前身が設立されるなど、国産車の歴史の始まりとも重なっております。
当社は国産車の生産拡大と共に求められるようになった自動車部品の国産化に尽力し、時代と共に進化する新しい技術を取り込み、量産部品をお客様に提供する技術商社として成長いたしました。
創業時とは扱う製品も拡大しており、それは時代と共に大きく変化しておりますが、それはお客様の求める製品を提供できるように、開発初期段階からものづくりに関わり、チャレンジし続けることで実現してきた証であると考えています。
当社のお客様も商用車や乗用車分野から始まり、建設機械や農業機械、縫製機械、産業機械、そして昇降機や民生分野にまで広がっております。
お客様が本当に必要なものを常に考え、分野を越えて提案することで、当社が大切にする「信頼のネットワーク」を発展させ、「困ったら八洲電装」と最初に思い出していただけるパートナーとして活動し、皆さまと共に成長できる技術商社として、社会にも貢献してまいります。
代表取締役社長
木内 慎明