八洲電装の創業は昭和9(1934)年。80年以上の長きにわたって、技術商社としての歴史を積み重ねてまいりました。時代が進むにつれ徐々に取り扱う品目を増やし、たくさんのお客様とのやり取りを重ねながら成長を続けてきましたが、現在に至るまでには多くの苦難を経験し、変革を余儀なくされる場面も多々ありました。しかしながら、創業以来、変わることなく育み続ける「八洲イズム」とでも言うべき理念もあります。創意工夫をやめないこと。私たちのビジネスに関わる人々との確かなネットワークを築くこと。その考えは時代を超え、今なお八洲電装の屋台骨を支えていると、私は考えています。
プロジェクトを始めるにあたって、まず「儲かるかどうか」を考えてはいけない。私は社員たちにそう伝えています。大切なのは、そのプロジェクトが、生み出した製品が「本当にお客様の役に立つものなのかどうか」「最終的にお客様が喜んでくれるものなのかどうか」だと思うからです。利益を求めるのは、その次でいい。利益が出にくいのであれば、出るように工夫すればいい。それが私たちのやり方なのです。
また、社会のニーズにお応えしてISO認証の取得やSDGsへの取り組みにも力を入れております。
私たちはこれからも、お客様にとって信頼に足るパートナーであるために、そして、お客様のビジネスに貢献する製品とソリューションを生み出すために、これまで以上の情熱と責任感を持って前に進みます。そしてお客様が今、「本当に欲しいものは何なのか」という潜在ニーズに耳を澄まします。何がベストかを追求し、最適なご提案を目指します。その過程で生まれたお客様、パートナー企業様との「信頼のネットワーク」を、ますます強固なものにしていきたいと思っています。
代表取締役社長
早津 隆一